急増中の「冬の1dayインターンシップ」 企業の目的とメリットは?
この冬は、1日で終了する「1dayインターンシップ」が大躍進しています。
その背景には、経団連がインターンシップの日数について、2018年度の就職活動(2019年春入社の学生向け)から「5日間以上」という規定を廃止にしたことがあり、このことで「1日型」のインターンシップを始める企業が急増。
「たった1日でいったい何ができるの?」
「採用活動に効果はあるの?」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、長期インターンシップとは別のメリットがあるのです。
今回は、「1dayインターンシップ」の目的とメリットについてまとめました。
「1dayインターンシップ」は多くの学生との出会いの場
企業にとって「1day」にする最大の目的は、「より多くの学生と接触し、新卒採用につなげること」。
日数を減らすことで、開催の回数を増やすことができるため、学生と出会う機会も増えます。
“とにかくたくさんの人に会える”
これが大切です。
大企業のように知名度があれば自然と選考希望者が集まることもありますが、中小企業で知名度が低い会社にとっては、多くの学生と接点を持つことが採用活動において重要でしょう。
学生にとって、秋冬は夏休みのようにまとまった時間が取りづらいし、また初めての人にはハードルも低く感じられ、1日の方が気軽に参加できるようですよ。
1dayインターンシップを実施し、多くの学生との接点が持てることで、その後の選考に参加しれくれる学生の増加も期待できるかもしれません。
それが、一番のメリットです。
自社の名と事業内容を学生の記憶に残そう
「1dayインターンシップ」は多くの学生と出会える機会です。
「1日型」にすることで、今までより多くの学生に自社のことを伝えられます。
“自社のことを知ってもらうこと”
これも目的でありメリットなのです。
企業として、自社の求める人財に合った学生に来てほしいと思うのは当然でしょう。
学生も同じ。この会社には自分が興味のある仕事があるのだろうかと、気にしているはず。
まずはそこにギャップが生じないよう、自社のことをしっかり伝えましょう。
どんな事業があり、どんな業務を行っているか、またどんな思いで働いているのか。
1dayインターンシップに参加する学生は、まだ具体的に会社のことがわからないから知りたいという人も多いようです。
ここで強い印象を与え、興味を持ってもらい、就職活動解禁後戻ってきもらいましょう!