冬のインターンシップ、主流は「1日型」
今、冬のインターンシップが本格化している中、注目を集めているのが「1dayインターンシップ」。
その名のとおり、1日で終了するインターンシップです。
学生が時間の取れる夏休み中と違い、授業のあるこの時期は1日型のインターンシップを実施する企業が多くなっています。
急増中! 「1dayインターンシップ」
従来は、「企業によるインターンシップは5日間以上」という規定がありました。
しかし、経団連が2018年度の就職活動(2019年春入社の学生向け)から、「5日間以上」という規定を廃止にしたことで、「1dayインターンシップ」を始める企業が増えているようです。
1日ではインターンシップとは言えないだろうという見方もまだあるようですが、学生にとってまとまった時間を取りにくい秋や冬は、1日型は参加しやすく、実際に参加者も多いそうです。
1日でも、参加することで企業への関心が高まり、実際入社したという話も聞きました。
そうなれば、企業側が積極的に実施する傾向はこれからも続くでしょう。
「1day」にも意味はある
たった1日でいったい何が伝えられるの? という否定的な意見もあるかもしれません。
たしかに、企業のこと、業務のこと、すべてを詳しくしっかりわかってもらうのは厳しいでしょう。
しかし「売り手市場」の中、一番のメリットは、日数を減らすことで多くの学生と出会う機会を増やせること。
「1day」のメリットについてはまた次の機会に詳しくお伝えしたいと思いますが、企業としては、まずいかに多くの学生に自社の扉をたたいてもらうかが重要ですよね。
インターンシップに参加した学生へ、より魅力を伝え、興味を持ってもらえるよう、今まで以上に力を入れる必要が出てくるでしょう。