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最新データで見る「内定率」と「内定辞退」の状況。内定辞退を防ぐためにするべきこととは!?

就職みらい研究所の調査資料(2024/5/13発表)によると、2024年5月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は72.4%でした。
前年同時期を比較すると、+7.3ポイントとなり、高い水準になりました。
就職内定率の推移をみると、10年前(2015年卒)は47.7%。この10年で大きく変化しています。

地域別にみると「近畿」が最も高く、75.9%(+13.5ポイント)。
そのほか、「関東」は74.3%(+2.7ポイント)、「中部」は70.2%(+5.7ポイント)、「その他地域」は67.0%(+12.9ポイント)とどの地域も高くなっており、前年よりも地域差が縮まっているようです。

さらに、文系・理系別でみると、「理系」が78.3%(+10.0ポイント)と高水準です。「文系」は68.7%(+5.9ポイント)でした。

続いて2024年5月1日時点での、大学生(大学院生除く)が進路先を確定した率をみると51.0%(+9.5ポイント)でした。前年同時期に比べて高く、4月1日時点から約1ヶ月で+15.5ポイントと大きく増加しています。
前年の傾向を見ると、5月中の内定取得者の進路確定はより進むことが予想されます。

そして、内定辞退をした率は44.7%(+3.8ポイント)。4月1日時点から約1ヶ月で10.3ポイント増加しています。

選考の早期化傾向が強まり、焦りを感じている方や内定辞退に不安を感じる方もいるかもしれません。焦って内定を出しても、最終的に選ばれるとは限りません。学生としっかりコミュニケーションを取りながらミスマッチを防げるよう、採用活動を進めましょう。
中小企業が内定辞退を防ぐためには、以下のポイントを考慮することが重要です。

これらのポイントを意識し、内定辞退を防ぐための戦略的なアプローチを取ることで、優秀な人財を採用できる可能性が高まります。

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