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中小企業こそ、新卒採用にTikTok活用が断然おすすめ!Z世代である23卒のTikTok活用実態と、TikTokのメリット・デメリットを紹介。

いまの学生は「Z世代」と呼ばれ、小さいころからインターネット環境が身近にあり、SNSを使いこなしています。そんな学生たちは、就職活動においても、採用サイトや就職サイトの活用だけでなく、TikTokなどのSNSでも企業の情報収集をしています。

企業向けに動画マーケティング支援を行う株式会社Suneightが、就活をしている23卒の学生100名を対象にした「Z世代の就活生のTikTok活用実態」に関する調査結果を発表しました。その結果、約8割がTikTokで企業動画を見ていることがわかりました。

今回は、Z世代である就活生のTikTok活用実態と、TikTokを新卒採用で活用するメリット・デメリットを紹介したいと思います。

TikTokとは? ほかのSNSとの違いは、若年層ユーザーが多いこと。

TikTokは、クリエイティブで、真に楽しくポジティブな体験を提供することで、人々の生活を豊かにすることを目指した「モバイルショートムービープラットホーム」です。ショート動画を撮影・編集・投稿したり、視聴したりできます。InstagramやTwitter、Facebookが20代・30代の利用者が多いのに対し、TikTokは10代の若年層のユーザーも多いのが特徴です。まさに就活生の多くがTikTokを見ています。

23卒の就活生の約8割がTikTokで企業動画を見ていた!

「TikTokで企業の動画を見たことがあるか」という質問で、81%が「はい」と答えていました。さらに、そのうち80.2%はそのTikTok動画がきっかけでその企業に興味を持ったと回答しています。

TikTokで企業を見た就活生の66.2%がその企業に興味を持ちエントリーしていた。

興味をもった理由については、「企業イメージが掴めた」という回答が58.5%と一番高く、そのほか「企業の世界観が掴めた」「簡潔に企業の魅力がわかった」という回答が多く上がっていました。

そして、企業のTikTokを見て興味を持った就活生のうち、実際にエントリーしたことがある人は66.2%という結果でした。

これらのデータから、若者にとって身近なTikTokが就職活動にも影響していることがわかります。TikTokは企業イメージや世界観を伝えていくのに有効な手段だといえるでしょう。

TikTokのメリットは? デメリットもある?

中小企業が採用活動にTikTokを取り入れるメリットは主に4つです。

■会社の雰囲気が楽しくポジティブに伝わりやすい
TikTokは“楽しくポジティブな体験を提供する”もの。まさに会社の雰囲気を伝えるのにぴったりです。文章や写真だけよりも、ショート動画で伝えることで、より会社の雰囲気を詳しく伝えることができます。

■フォロワーがいなくても拡散されやすい
TikTokは他のSNSと比べても、拡散力が高いです。一度投稿が拡散されると、多くのユーザーに見てもらうことができるので、知名度があまりない中小企業には特に大きなメリットとなります。

■コストがかからない
TikTokは基本無料で利用できるので、導入コストをかけることなく採用活動に活用することができます。

■中小企業でやっているところがまだ少ない。だから、差をつけられる
多くの事業者は、TikTokは「若者が踊って遊ぶ」アプリだと認識し、参入ができていない現状。また、正しく運用ができておらずビジネスツールとしての活用を見いだせていません。今後TikTokの活用が、競合との差を分かつポイントになります。

以上メリットをご紹介しましたが、デメリットは「炎上して企業イメージが悪くなるリスク」があることです。TikTokは拡散力が高いSNSなので、万が一炎上した場合のイメージダウンのリスクは避けられません。その点は細心の注意を払うようにしましょう。

TikTokは若い世代に非常に人気のSNSです。新卒採用したい中小企業にとってはとても有効な採用手段になります。ぜひ採用活動にTikTokを活用してみてはいかがでしょうか。

なお、新卒採用におけるTikTok活用術の詳細や事例などは、今後も集まりしだい、ご報告しますね。

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