2022年卒の就活生が好印象をもった採用ホームページ第1位はどの企業!? コロナ禍によりPC中心で閲覧する学生が増え、ついにスマホ中心の閲覧割合を超えた!
採用活動において、独自の採用ホームページを持つことは他社と差をつけるための有効な手段。コロナ禍の収束が見えない中、オンライン化が急速に進み、採用ホームページの重要性は昨年よりさらに高まっているようです。
キャリタス就活を運営している株式会社ディスコが、2021年7月に採用ホームページに関する調査「2022年卒 採用ホームページ好感度ランキング」を発表しました。(ディスコのHPはコチラ)
2022年卒の学生を対象に就職活動中に閲覧した企業の採用ホームページの中から好印象だったものを尋ねて、ランキング形式で集計したそうです。(調査時期:2021年6月11日~6月16日、回答人数1,004名)
総合で最も票が多かった第1位は「三井住友銀行」と「三菱UFJ銀行」でした。
なんと、銀行2社が同票でトップになりました。
三井住友銀行が好印象だったと回答した学生からは、良い印象を持った理由にこのような意見が出ていたようです。
「良い⼦になるな良い個になれというメッセージに共感した」(文系男⼦)
「デザインがかっこよく、社員インタビューなど内容も豊富だった(文系⼥⼦)
業務や職種に関して一覧できたこと。またそれぞれの職種に関して社員の方が紹介されており、接続しやすかった」(文系男⼦)
「銀⾏が変⾰していることがポジティブに伝わった」(理系男⼦)
「⾒やすく操作もわかりやすい。コンテンツが豊富でよかった」(文系⼥⼦)
「具体的なデータが多く信頼できる」(文系男⼦)
(三井住友銀行の採用ホームページはコチラ)
そして、三菱UFJ銀行に関する意見にはこのようなものが出たようです。
「社員紹介のページが充実していた。イメージが湧きやすかった」(文系⼥⼦)
「情報量が多く、わかりやすかった。また、動画や文書のバランスもよかった」(理系男⼦)
「事業別⾏員のインタビュー動画の掲載を通して、そこから伝えたいメッセージが明確でとてもわかりやすかったし勉強になった」(文系男⼦)
「イメージカラーが使われており⾒やすかった。社員の方のインタビューがとても充実していた」(文系⼥⼦)
「その銀⾏らしさがよく⾒えた。また、日々の業務ややりがいを職種ごとに知ることができた」(文系⼥⼦)
「デザインがオシャレで動画もあり、操作性も良かった」(文系男⼦)
(三菱UFJ銀行の採用ホームページはコチラ)
続いて第3位は「NTTデータ」。
学生の意見にはこのようなものが出ていました。
「事業領域ごとに情報が整理されていた」(理系⼥⼦)
「過去のプロジェクトが多く紹介されており、文系の⾃分でもITがどう社会で役⽴っているか、どんな規模で仕事をするのかがわかりやすかった」(文系⼥⼦)
「実績が数字でわかりやすくまとめられていた」(文系男⼦)
「今何に⼒を⼊れているのかがわかりやすい」(理系男⼦)
「色の統一感があった。またグラフやデータを扱い視認性が高かった」(文系⼥⼦)
(NTTデータの採用ホームページはコチラ)
第4位は「富士通」でした。
「操作性が良く、コンテンツが充実していた」(文系男⼦)
「それぞれの技術についてわかりやすく書かれている」(理系男⼦)
「堅い印象があったが、ホームページはダイバーシティを尊重している感じで良かった」(文系⼥⼦)
「働き方や職種に適した部署など、より細かいところまでの情報を得ることができた」(理系男⼦)
「幅広い事業内容がわかりやすかった」(文系⼥⼦)
(富士通の採用ホームページはコチラ)
第5位は「カゴメ」と「ジェーシービー」でした。
「カゴメ」の学生意見
「社員の顔が⾒える。社員検索もしやすい」(文系男⼦)
「内定者ーベテラン社員まで幅広い年齢層の社員の事を知れて、とても勉強になった」(文系⼥⼦)
「事業内容が詳しく記載されていた」(理系男⼦)
「採⽤担当者のメッセージが印象的だった」(文系⼥⼦)
「キャリアについて詳細に載っていた」(理系⼥⼦)
(カゴメの採用ホームページはコチラ)
「ジェーシービー」の学生意見
「デザインがスタイリッシュだった」(文系⼥⼦)
「就活⽣に寄り添ったコンテンツが充実していた」(文系男⼦)
「先進性を感じるスタイリッシュなデザインで、カード業界の将来性を象徴しているように感じられました。また、キャッシュレスビジネスについての解説も非常にわかりやすかった」(文系⼥⼦)
「どこに何があるかわかりやすかった」(文系男⼦)
「動画などもあり充実していた」(文系男⼦)
(ジェーシービーの採用ホームページはコチラ)
上位に入った企業に対する学生の意見をみると、やはり詳細な仕事内容や社員紹介など情報量の豊富さが重要のようです。さらに、操作がしやすいことも好印象の理由に複数挙げられていました。
そして、今回の調査結果の中で、大きな変化があったのが「採用ホームページの閲覧手段」です。
採用ホームページを閲覧する際、「スマートフォン中心」か「PC中心」か、「その2つが同程度」かを尋ねた結果がこちらになります。
(株式会社ディスコ「2022年度卒採用ホームページ好感度ランキング」調査結果より)
過去3年分を比較すると、「PC中心」が徐々に増えていることがわかります。
コロナ禍で在宅時間が増えたことで、「PC中心」で閲覧する学生が増えてきて、今回ついに「スマートフォン中心」の割合を超え、半数近くが「PC中心」という結果になりました。
コロナ禍が収束に向かえば、閲覧手段はまたスマートフォン中心に戻ることも考えられますが、現状ではスマホ中心のサイト構成だけでなく、PCでも見栄え良く、わかりやすい採用ホームページを作成することが大切だと言えるのではないでしょうか。
コロナ禍の影響で会社説明会の機会が減ったこともあり、採用ホームページの重要性は引き続き高まっています。働き方がイメージできる情報をしっかり盛り込んだ好感度の高い採用ホームページを作成して、よりよい採用活動につなげていきましょう。