著者 | 山根雄一 |
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ジャンル | |
判型 | 四六判/175ページ |
発売 | 2021/4/9 |
定価 | 1650円 |
醉心のある広島県三原市は、広島県で一番古い地酒の産地と言われています。
『万葉集』には、「古人の飲へしめたる 吉備の酒 病めばすべなし 貫箒(ぬきす)賜らむ」という歌があり、ここでいう吉備の酒とは、「備後(広島県東部)の柞原(みはら)酒」、今でいう三原のお酒のことであると書かれているそうです。
ほかにも、江戸時代より、日光東照宮に三原酒を献上していた歴史もあり、醉心山根本店の日本酒が毎年献上されています。
歴史をたどると、三原市はかつて栄えた酒処。時代の荒波にもまれ、今では醉心山根本店しか残っていません。
うまく時流に乗り、日本画家・横山大観が生涯愛した日本酒としても名を残している醉心山根本店の歴代当主の手腕。そして、三原の日本酒の歴史を次の世代につなげていくために、時代に翻弄されながらも変わぬこだわりと変化していく姿を書き残しています。
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