事業内容 | 市場運営、魚や冷凍食品の卸売、 水産練り製品の製造 |
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設立 | 1928年(昭和3年) |
資本金 | 4,500万円 |
売上高 | 8億6,000万円(2022年度) |
会社サイト | https://takadauoichiba.co.jp/ |
課題
高田魚市場様は大分県北部で、社名の通り市場の運営をされていらっしゃいます。それに加え、養殖魚や様々な食品の卸販売、水産練り製品の加工も手掛けている創業90余年の企業様。
魚市場が加工も手掛けている点や、会社の取り組み、オリジナルの福利厚生など取り組みやPRポイントは沢山持っていらっしゃるので、それを明確に分かりやすくまとめようと6年前に制作。シンプルにまとまっており、強みや特徴が分かりやすくまとめてあるパンフレットでした。
しかし、会社の「現在の強み」は伝えられても、「今後この会社がどうなっていくのか」というワクワクするようなビジョンが全く伝えきれない内容でした。
施策
「ビジョン」を伝えるために…会社を今後どのように展開していきたいのか。
そういったワクワクできるビジョンを伝えるべく、代表取締役社長の桑原様にインタビューさせて頂きました。展望と合わせてお聞きしたのは、その想いの源泉。
「なぜそうしたいのか」この根っこの想いを聞かせて頂いた中で見えてきたのは…
「大分の一次産業(水産業)をなんとかしたい」
「大分北部の国東(くにさき)半島では、質の高い魚が獲れる。魚や水産製品で有名な地域は、山口の萩、神奈川県の小田原市などたくさんあるが、このエリアだって負けてないはずだ」
という想いでした。
成果
社長の想いの源泉が明確になったことは大きな収穫でした。パンフレットの冒頭でこの想いをまずはぶつけます。
ここから紐づけて、
「事業内容」
「これまで取り組んできたこと」
「これから取り組んでいきたいこと」を紹介。
1冊を通して、会社の熱い思いに共感し今後のビジョンにワクワクできる内容にまとめることができました。
会社説明会の話の内容もこれに沿ってまとめることで、学生さんも以前より選考をワクワクして希望してくれるようになりました。会社の根っこの想いに共感してくれていると実感。
また、食品業界の展示会に出展したときも、このパンフレットを見て頂いた企業様から
「御社はこんな素晴らしいことをされてきたんですね。SDGs的な取り組みも凄いです」とお褒めの言葉を頂くことも。
学生に対しても企業に対しても、会社のPRがスムーズにいくようになりました。
コンセプトは
「もったいない」に設定。
冒頭のページでは、なぜ豊後高田市の水産条件が恵まれているかを解説。納得感を持って貰うことで、会社の想いに共感して貰いやすくなります。
その後で会社の事業、これまでの取り組み、今後やりたいビジョンを紹介。全ては冒頭の会社の想いに紐づいています。
社長のインタビューも「大分の水産業を支える存在でありたい」というコピーにし、社会課題を投げかけその解決に尽力していることを伝えます。
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