事業内容 | 建設・解体業、産業廃棄物収集運搬・処分業、一般貨物運送業、ガソリンスタンド運営 |
---|---|
設立 | 1954年(昭和29年) |
資本金 | 1,500万円 |
売上高 | 10億円(2020年度) |
会社サイト | https://0kyo.jp/ |
課題
松江市などのエリアではなく、広島県との県境に近い奥出雲地域。新卒採用で若い人が来てほしいのは勿論だが、そもそも地域自体が過疎の問題を抱えている。
企業をいくら良く魅せたとしても、地域が抱える課題感は初見の求職者でも必ず感じてしまう。むしろ逆効果にもなり得てしまう。都市部の企業で行うブランディングとは、また異なる課題だった。
施策
まるきょう様は、事業内容は建設・解体業、産業廃棄物処分業、一般貨物・産業廃棄物運送業、ガソリンスタンド運営を行っている。
空き家問題があるエリアには必ず必要な解体業、そこから生じる産業廃棄物の運搬・処分、地域で獲れた農作物を始めとする一般貨物運送、そして地域最安値のガソリンスタンド。どれも地域には「なくてはならない」仕事。
社長の口からも「アメリカの大学で勉強したり東京で就職したりしたが、自分のルーツを捨ててはいけないと思った」とのこと。社員からも「生まれ育った奥出雲が好き。何とか盛り上げたい」という声を貰った。
触れないと不自然になる地域の課題。思い切って地域への想いをぶつけるものにした。
今回はコピーを、
「あきらめない勇気。
-故郷の未来、そして自分自身のことを-」
に設定した。
パンフレット・HPの冒頭には、「あきらめない勇気」というコピーを入れ、ボディコピー(コピーに続く文章)を記載。
「なぜ、こんな田舎で働いているのだろう。」(中略)
「もっと豊かで、お金が動く市場へいけばラクになる。あきらめた方がいいかもしれない」
「でもお、あきらめられない。(中略)大きな町を羨ましく思うことがあっても。」
地域が抱える課題、そこに住むまるきょう様の想いに正面から切り込みました。
「まるきょうが一緒に働きたい人は学歴や能力の高い人ではない。けっしてあきらめないという勇気を持つ人だ」
求める人物像まで伝え、地域に熱い想いを持つ方が共感して貰えるような流れにしました。
そして社員インタビューは単純なそれではなく、「まるきょうが地域に深く根差している」ことをPRするために、各事業のお客様と一緒に写真に写って頂きました。地域との関わりを紹介するストーリー仕立てになっています。
お客様からもまるきょう様の社員さんに対しコメントを頂いている点もポイントです。
パンフレット版のストーリー紹介ページ
採用HPのトップビュー
HPページデザイン(一部)
ザメディアジョンHRは、採用に於けるブランディング、及びその制作物をワンストップで対応することができます。採用の制作物でお困りの企業様はお気軽にこちらよりお問い合わせください。